全国連絡会ニュース No.124

 落ち葉を踏みしめる季節になりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
 「第21回登校拒否・不登校問題全国のつどいin兵庫」は全国33都道府県から620名の方の参加でした。青い海、青い空へとゆったり延びる明石大橋にいやされ、語り合い学びあいました。「つどい報告号」をお届けします。まとめを引き受けて下さった世話人のみなさまありがとうございました。
 不登校の児童、生徒数が過去最多と発表されました。それでもなお、行政は対処法の対応で不登校がおきる根本には目を向けていないようです。又、原発被害で他県へ避難移住している子どもへのいじめが続いて報道され、とても悲しい思いでいます。大人社会の荒みを感じています。
 先日都会から少し離れた市にある小学校の音楽会へ行く機会がありました。低学年の合唱と演奏、中学年、高学年と順不同の校内音楽会でした。子どもたちの成長の様子がよくわかり、演目もリズム感のあるものが多く楽しみ感動しました。校長先生のあいさつも涙ぐみ、成長を喜び、演奏の努力を讃え、児童といっしょにリズムにのり楽しんでおられました。まだまだ学校教育への希望は捨てられません。
 全国連絡会は「つどい(づくり)」で多くのことを学び合い、協力し合う場を持っています。ひとりひとりがバラバラにされようとしている今、子どもたちに伝えたい大切なことをご一緒に考えていきたいと思っています。
 寒さに向います折から、ご自愛くださいますように。

(2016.12.15発行)

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