桜から新緑の青葉若葉へと季節が移り変わるこの時期は生活や仕事等の節目にも当たり、疲れがたまりやすいですね。全国の皆さま、お元気でしょうか。
「第26回全国のつどいin和歌山」がいよいよ動き出しました。4月6日の第2回実行委員会ニュースが今回同封されています。近畿6府県が協力して全国の皆さんと取り組む「全国のつどい」。実行委員会には第1回第2回とも、「親の会」の親ごさんたち・学校の先生たち・支援活動を続ける方たちなど、開催地和歌山の地元からたくさん出席されました。はば広い年齢層の人たちで共に創る今回の「つどい」、楽しみがふくらみます。
和歌山Dさん「異文化理解と多文化共生」の『悟り』は新鮮な発見であり、京都E.S.さん「『みんなと一緒』ができることが大切にされる学校より、一人一人が大切にされる温かい学校になれば・・・」と願う気持ちと響き合うようです。
3月8日・9日は、第1回実行委員会に合わせて全国世話人会が開かれました。昨年度の活動報告と全国世話人会報告が載っています。
9日午前中は世話人代表児玉洋介さんの講演。小中学生の「不登校」が約34万人に増えて、不登校「施策」を学校内外様々な方面で求める声が上がっている今、不登校への「支援」とは何か?あらためて丁寧に整理し、わかりやすく解明されました。親の会や仲間で読み合わせながら話し合って、みんなでわかりたいと思います。
「東京教研集会不登校分科会 広木克行先生のお話」を読むことで、さらに深められることでしょう。
子も親も教職員もこんなに苦しい背景には、政府の政策で公教育潰しが進められている事実が。憲法13条を拠り所に、私たちは一層公教育の充実を求めることと、目の前の子どもを守るためにどんな工夫ができるかを探りながら、共に手を携えていきましょう。
(2025.4.17発行)