全国連絡会ニュース No.167

今年もあっという間に半年過ぎようとしています。皆さん、お変わりありませんか? 地震の情報が毎日のように流れ、異常気象が続く今、天気予報は私たちの生活にとってかかせないものです。

しかし戦争中は、気象情報は暗号化され「軍事機密」とされて国民には知らされず、当時起きた複数の地震は、全く知らされていなかったそうです。

そのような歴史の反省から戦後、全分野の科学者で構成された日本のアカデミーが「日本学術会議」です。それが改変されていくと社会はどうなっていくのでしょうか? 科学者は自らの研究成果を「社会のために役立てたい」と願うのは当然と思いますが、それが「お国のために」と、置き換わると間違いを起こすのではないかと危惧します。

今、登校拒否・不登校の子どもたちの数が増えているのは、何を意味するのでしょうか。わが子が登校拒否・不登校になると、いつの時代も親は不安になります。「一人ぼっち」で悩んでいるとますます不安は大きくなっていきます。それが親の会を知り、「全国のつどい」に参加するなかで自分だけではないことがわかってきます。昔、「全国のつどい」の夜の交流会で「トンネルの中にいるようだ」と話された方に、「トンネルは出口があるよ」と声がかかった場面を思い出します。

今年の「全国のつどい」の準備が和歌山を中心に近畿で進んでいます。実行委員会には各地から集まってきて新しい出会いが始まっています。今まで出会うことがない人達が「全国のつどい」でつながり、学び、語り合い、安心をひろげています。

皆さんも実行委員会や全国世話人会(p27)に参加して、一緒につどいを作りませんか。

(2025.6.24発行)

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