全国連絡会ニュース No.112

 “月みる月はこの月の月”の長月・中秋の名月やスーパームーンを見上げていると、心が洗われるようでした。空も風も秋を告げていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。大雨、土石流災害にあわれた地域の方々は一日も早い復興へと日々お疲れのことと思います。心よりお見舞い申しあげます。
 「第19 回登校拒否・不登校問題 全国のつどい in 滋賀」 は全国各地から 650 人のご参加で無事終えることができました。滋賀の事務局スタッフの皆さま、お疲れ様でした。お力添え下さった全国の皆さま、ありがとうございました。「 つどい」の魅力いっぱいの感想が寄せられています。お読み下さい。オープニングのライブ演奏にはメッセージが込められていて大人からも若者からも共感と感動がえられた、と。春日井敏之氏の記念講演は、やさしくわかりやすかったとの感想。分科会に参加されたお父さんからは「誘われて気のりのしない参加だったが、来年もよろしく 」 と 。「つどい」には「毎回新たな発見が必ず隠れている」との青年の声。皆さんに「参加してよかった」の思いを持ち帰っていただけ、次の「つどい」づくりへの励みになります。競争と選別格差教育をすすめ「教育再生」をかかげ公教育こわしをねらう安倍政権。
 そんな情勢のもとで起った佐世保の事件に心が痛みます。“あきらめない”をキーワードに集まりがもたれます。そして「教育のつどい in 香川」での埼玉からの官民連携についてのレポート は一石を投じるものでした。私たちは申しあわせの「一人ひとりの子どもたちの発達が保障される教育環境づくりをすすめることをめざします」を肝に銘じて共に歩みたいと思います。
 季節の変わり目です、くれぐれもご自愛ください。

(2014.09.07発行)

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