全国連絡会ニュース No.88

 山茶花が咲きほこっています。師走になりあわただしい日々をお過ごしかと思います。でも、ゆったりと信じて任せて待つの心は貫きたいものです。
 今年の漢字は「暑」でした。暑い夏の日に私たちが山深い秩父の地で熱い思いを語りあってから、まもなく4ヶ月です。「第15回登校拒否・不登校問題全国のつどいin埼玉」の報告号をお届けします。地元の大勢の方々が支えてくださって、いろいろ気づくことができた実りある“つどい”でした。この報告号をまとめるにあたっても大変なご苦労をおかけしました。あらためてお礼申しあげます。
 秩父ではまだ親の会ができたばかりでしたが、あらゆる行政機関を訪ねて、“つどい”をお知らせしたそうです。また埼玉県連絡会も参加している埼玉県教育局「登校支援会議」主催の講演会・シンポジウムで、初めて学校復帰していない子どものことを親が語ることができ、県内ふたつの親の会の代表がシンポジストを努め、多くの参加者から感銘の声がよせられたとのことです。少しづつ変動が起こっています。“つどいin 埼玉”をやれて本当によかったと感じています。実行委員会ニュース№7(最終号)を同封し
ます。
 そして「第16回全国のつどいin 長崎」の準備がはじまりました。半島や離島が多く、日本一海岸線の長いところですが、教育行政の厳しさは大変なようです。困難な中でも、一人ひとりの思いをつないで長崎の教育行政を変えたいと“つどい”開催の声をあげられました。みなさんとともに精いっぱい応援したいと思います。どうぞよろしくお願いします。
 寒さ厳しくなります折から、どうぞ風邪などひかれませぬよう御自愛ください。

(2010.12.15発行)

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