全国連絡会ニュース No.135

 新しい年を迎えて、みなさまいかがお過ごしですか?
 先日、全国連絡会ニュースの第1号を目にする機会がありました。第1号は阪神淡路大震災のあった1995年の9月に発行されていますが、それから24年の月日を経て、出会った先達の文章に心がふるえるような感動をおぼえました。
 そして、時代状況を背景に、苦しみの中で投稿されたみなさまのエネルギーを思いました。日々の心をピンで止めるような痛みは、編集されている方々も同じではなかったかと思います。揺れつ戻りつ歩んできた私たちの道すじを辿って「あゆみ」(仮題)の編集作業が始まろうとしています。(別紙の「あゆみ編集委員会ニュース」2号を参照)母胎である全国連絡会も時代を反映する組織への模索が続いています。
 さて、1月26日、佐世保では「第24回全国のつどいin長崎」の第一回実行委員会が開かれました。道端に咲いた黄色い水仙の群れを見ていると、空に向かって両手を広げている様子にもうすぐ春が来るのだと思いました。今日の次は明日、明日になればと、決まって思い通りにはならないけれど、「命」をつないでのやはり始めての春がやって来ると、その花は教えてくれているようにも思います。(頁4~5)「つどい」づくりにみなさまのお力が必要です。どうぞ、お心をお寄せください。
 今、子どもたちにとって、学校はどのようなところなのでしょうか。全国の各地域から、子どもたちの願いに寄り添い、さまざまな取り組みの報告が掲載されています。(頁5、11~12)「教育」はいったい何処へ行こうとしているのでしょう。新聞を広げると子どもたちをめぐる悲しい事件が目に飛び込んできて、思わず新聞を閉じてしまいます。「現在苦しみのど真ん中を生きている子どもの話をどこまでも聞き、ゆっくり子どもと歩むこと」(頁6)の困難さを改めて胸に刻んで子どもたちを守りたいものです。
 まだまだ寒い日が続きます。どうかご自愛されますように。そうしてこの号が温もりと共に無事お手元に届きますように。
 今年度(会計年度は1月~12月)の会費納入をよろしくお願いします。納入のお願いと振込用紙を同封しています。すでに今年度の会費をいただいている方には入れておりません。こちらの不手際で間違いがあるかと心配しています。その節は申しわけありませんがご連絡ください。(納入のお願いのお問い合わせフォーム迄)
(2019.2.15発行)

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