雨期真っ只中の6月18日、あじさいはもう終わりだなと花器に入れる花を物色している時、地面が揺れました。土止めの石に座っておさまるのを待ちました。怖さはその後じわ~ときたように思います。テレビの画面には大阪北部が震源とあり各地の震度が印されていました。広範囲に印があるのを見て、大きな地震なんだとわかりました。
このニュースを読んで下さる方の中にも不安な思いで過ごされている方もおられると思います。心よりのお見舞いを申し上げます。
今号に寄せられた文中に、「この『つどい』があるかぎり世の中捨てたもんじゃないなと思います」(p2)とあります。人とつながる力、分かり合える力、受け入れる力が希薄になっている現代だからこそ「つどい」の存在が必要とされているのかもしれません。しかし学校で傷つく子どもたちは増える傾向にあるように思います。子どもが小学生の頃、担任に傷つけられながらも粘り強く関わり続けてこられたKさんは「無駄なことは何もなかった」(p6)と語っておられます。お母さんが一生懸命担任に関わってこられた姿は子どもさんにもきっと伝わっていることだろうなと思いました。そして「青年たちと働いて」(p15~16)は青年たちの変化や成長を伝えています。「青年たちが楽しそうに生き生きとした表情で活動していたのが、私にとって何より印象的でした。きっと安心できる仲間と一緒にいる心地よさを感じていたのでしょう。」と語られています。
政府は日本がすすむべき正しい指針をしっかり見定めて欲しいものです。これから育つ子どもや青年のために信頼できる大人たちでありたいと思います。
5回の実行委員会を重ね「第23回登校拒否・不登校問題 全国のつどいin大阪」の要項ができあがりました。申込み用振込用紙と同封していますのでご覧ください(実行委員会ご参加の方には先に送付しています)。「つどい」づくりは最終段階に入ります。全国のみなさまのお力添えをお待ちしています。
この「全国のつどい」と同じ日程で「日本母親大会」が高知で開かれます(p7~8)。ご案内を同封。ご都合にあわせてご参加ください。
「教育のつどい 2018(教育研究全国集会)」が8月17~19日に長野でもたれます(p21~22)。今年も「会」から3名の方がレポート参加します。
各地のみな様から地震被害へのお気づかいメッセージありがとうございました。感謝申しあげます。
天候不順は続きそうです。ご自愛くださいますように。
(2018.06.22発行)