全国連絡会ニュース No.123

 秋に夏がくっついてきた様で、季節の変化に馴染めないでいます。みなさまお元気でお過ごしでしょうか。
 台風、豪雨の被害に合われたみなさまには、心よりのお見舞を申し上げます。
 「第21回登校拒否・不登校問題全国のつどいin兵庫」は全国から620人の参加者を迎え無事終わりました。事務局のみなさまお疲れさまでした。又、分科会世話人や当日通路案内などを引き受けて協力下さった実行委員のみなさま<力を合わせてつくるつどい>になりました。ありがとうございました。
 記念講演(要旨)、つどい感想集の全国連絡会ニュースをお届けします。お読み下さい。
 「わが子のことだから親や保護者は真剣になるのです。『わがこと』として考え悩むのです。決して『ひとごと』ではないのです。国や地方自治体の教育関係審議会の議論や答申が身にしみないのは、『わがこと』として考えてないからです。」(舞子の地から全国へp1)と述べられていて心強く思いました。親の立場からは(思い切って「全国のつどい」に参加してp13)(今年も「つどい」に参加してp19)は試行錯誤をくり返し、自分を立て直していく様子が綴られています。前へ進もうとする力、信頼する力はそれぞれの人の中に潜在していて、共に育ち合っているのだなと思いました。(トイレ問題は深刻です!!p31)は日本母親大会に参加しての報告ですが、「学校への疑問」「先生たちの大変な状況」「学校の本来の姿って」などが話されています。私たちも考える共通項であると思います。
 学校が様変わりして、より息苦しくなっていることは、「つどい」にも変化がでていることになります。広木先生の言葉をお借りすれば「不登校の子どもの本源的苦悩」に焦点を当て、全国連絡会の歩みをご一緒に考えていきたいと思います。そして非情な事件の多発、ずさんな行政など腹立たしいことが起きていますが、学校の本来あるべき姿を問い続けている全国連絡会は人が育つ基盤を語り合っているのではと思っています。
 10月30日の実行委員会(案内同封)でお会い出来ることを願いつつ、みなさまのご健康を祈ります。

(2016.10.06発行)

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