全国連絡会ニュース No.121

 桜は花筏いかだとなり流れていってしまいましたが、新芽はさわやかな緑を見せはじめています。新しい年度を迎え、みなさまいかがおすごしでしょうか。
 入学式を終え、晴れやかな笑顔で校門から出てくる高校生とすれ違うと、こちらも心を和ませてもらいながら、痛みを感じました。3月末に安全保障関連法が施行され、これまで戦後日本が維持してきた「専守防衛」の政策を大きく転換したと報道されました。これから学び成長する子ども達の未来が安心・安全がおびやかされない事を切に願います。
 「不登校対策法案」(通称)が今国会に上程されようとしています。4月15日に、この法案に反対する共同記者会見が開かれました。登校拒否・不登校問題全国連絡会から代表の高垣忠一郎氏と他全国から数名が出席し「全国連絡会」の考え方を話しました。(p1~4)「さやさん投稿」は少し違った観点から「今回の法案に関しては、本当にあちこちからいろんな意見が出ていますが、法案をめぐってどう思うかに心身が傾きすぎると自分も含めたひとりひとりの心の動きや感情が見えにくくなります」(p24)
 「第21回登校拒否・不登校問題全国のつどいin兵庫」は第4回実行委員会(5/8)を迎えます。記念講演の講師に広木克之氏が決まり、「つどい」の大枠が承認されました。これからは分科会などの細かい話しあいが始まります。事務局はひとりひとりの思いを受けとめながら、手づくりのつどいへの努力を重ねています。みんなでつくるつどいです。皆さんのお力添えをお待ちしています。
 私達は「全国連」として何を大切にし、目指しているのかの、申し合わせを、しっかりと見直して次の一歩をすすめることの大切さをしみじみ感じています。
 6月4~5日に兵庫・神戸市で全国世話人会をもちます。(p27)おさそいあわせて、ご参加ください。
 芽吹きの頃、くれぐれもご自愛下さいますように。

(2016.04.20)

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