虫の声に、やっと秋の訪れ を感じほっとしています。 70 年ぶりとの連続猛暑日にはまいりました。みなさん、この夏のお疲れがでていないでしょうか。お見舞い申しあげます。
“語りあおう学びあおう 子どもたちをまん中に”をかかげてもたれた「第 18 回登校拒否・不登校問題 全国のつどい in 北海道」は全国から 470 名のご参加で、“青い空・緑の大地・おいしい十勝”をゆったり、あたたかく味わうことができました。とても多くの団体や個人の方々(とくに現地の)の物心両面にわたるお力添えに感謝しています。現地・十勝で のなみなみならぬ、ご苦労・ご努力に心からお 礼申しあ げます。そして道東の大地での実行委員会にかけつけて(飛んで?)くださった全国連絡会のみなさんお疲れさまでした。いろんな力があわさって、天も私たちに味方してか、当日の十勝晴れを贈ってもらえたように思います。
「つどい」に行けてよかった、優しい空気が嬉しかった、などそれぞれの方のさまざまな感想がたくさんよせられました。お一人おひとりの思いをくんでお読みください。この「つどい」開催で、十勝の厳しい教育環境が登校拒否・不登校の子や親にとって、少しでも楽になればと願っ ています。このことはすべての子どもたちの「人」としての成長発達を支えることになると思っています。
私たちの「つどい」のあと、私たちが団体加盟している「教育のつどい2013 」が名古屋で( 8/16 18 、「第 59 回日本母親大会」が東京で( 8/24 25 )開かれました。どちらでも、今すすめられようとしている安倍「教育再生」は教育の理念ではなく政治の論理で「道徳」の教科化などをはじめ、競争と管理の教育をすすめるものであり、登校拒否・不登校の子や親、すべての子どもたちの願いに逆行していることが語りあわれま した。変なところにお金を使わんと「もっと教育にお金をかけて!」の思いは切実です。
猛暑のあとの秋、天候不順の折から、くれぐれもご自愛ください。
(2013.09.20発行)