全国連絡会ニュース No.117

 梅雨が明ければ、真夏日がやってきます。みなさん いかがおすごしですか。
 近江の水口みなくちの宿場町を歩きました。昔の町並みが残り、静かで、寺子屋・・・で学ぶ子ども達の声が聞こえてきそうでした。花も美しく咲き思わず顔がほころびました。今の政治も教育も顔を引きつらせることの多い日々の中で、タイムスリップしたような出会いでした。
 愛知での「第20回登校拒否・不登校問題 全国のつどい」づくりは最終段階にはいり、全体の構成、分科会づくりと、みなさんをお迎えする準備に現地では心をくだき、力いっぱいの努力が重ねられています。心に残るつどいをつくれますよう、ご一緒に力をあわせたいと思います。(お申込みがまだの方はお急ぎください)
 5月末に「多様な教育機会確保法(仮称)」の座長試案が国会に提出されました。法案をめぐって多くの方から危惧する声がよせられています(例えばp17~18)。私達全国連絡会は公教育がどの子にも安心して学べる場になるようにと願って活動してきました。こんな法案では、子ども達の分別化・差別化の流れが加速するようで不安です。緊急全国世話人会を開き、ご相談したいと思いますのでよろしくお願いします。
 先日(6/21)の「つどい」プレ集会での折出健二氏の講演要旨を載せています(p1~6)。その中で、「本当の意味での学びから子どもたちを追いやっている学校の問題もみて、その改善を求めていくことが必要ではないか」と問いかけられています。子どもたちの学びと成長を守るには、教育現場の充実が不可欠であることを再確認しました。
 「教育のつどい2015(仙台、8/16~18)」「日本母親大会(神戸、8/1~2)」のご案内を同封しています。どうぞさそいあわせて、ご一緒に参加しましょう。(なお、教育のつどい1日目終了後全国連絡会交流会をもちます。)
 暑さに向います折から、くれぐれもご自愛ください。

(2015.07.14発行)

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