思いがけない寒波にとまどいながらも、春は確かにやってきています。沈丁花の香り、蓬の芽生え、菫のかわいい花・・・・・。新年度をひかえて、みなさんいかがおすごしでしょうか。
2月の全国世話人会では、厳しい社会状況の中で、私たちのあたたかいつながりが広がり、深まっていることが語りあわれました。川村肇氏によるミニ講演「歴史の中の学校―学校と地域、親と子ども―」の要旨はP1~6に掲載しています。現在の学
校のあり方を考える上で示唆を与えるものです。
埼玉・浦和は1991 年に、この問題で、私たちのはじめての全国交流会を開いた地です。そこで「第15 回登校拒否・不登校問題全国のつどいin 埼玉」の実行委員会が始まりました。埼玉、首都圏をはじめ全国から大勢の方のご参加で、第1回実行委員会がもたれたことに歴史の流れを感じています。馬場実行委員長からご挨拶の一文をいただきました(P7)。8月28~29 日の埼玉・秩父での「つどい」へのご参加を、まわりの皆さんとともにお心づもりください。おひとりお一人の思いや願いを集めてつくる「つどい」です。実行委員会ニュース、ご案内を同封します。あなたの声をおよせください。
5月には国連の子どもの権利委員会で「子どもの権利条約」に関する政府報告について第3回目の審査が行われます。すでに3名の方から傍聴参加の申し出がありました。少しでも個人負担軽減のためのカンパにご協力ください(最終ページに訴え)。
そして「第16 回全国のつどい」は長崎県で、その次は奈良県での開催が決まりました。語りあおう学びあおう子どもたちをまん中にの熱い想いは次々と引き継がれていきます。
今年度(会計年度は1月~12月)の会費納入をよろしくお願いします。未納分についてのお願いと振込用紙を同封します。すでに今年度の会費をいただいている方には、入れておりません。こちらの不手際で間違いがあるかと心配しています。その際は申しわけありませんがご連絡ください。
(2010.03.21発行)