全国連絡会ニュース No.110

 街路樹の新緑が目に映え、紫陽花の花芽が日ごとにふくらんでいます。初夏へとうつる自然の力に勇気をもらっています。 新年度・連休明けを迎え 皆さまいかがおすごしですか。
 「日本国憲法・9 条を世界遺産に!」の声と裏腹に、 安倍政権の「集団的自衛権の行使容認」は、子どもたちの未来を明るくするものではありません。国民の暮らしを守り、平和への願いに応える政治であってほしいと思います。
 東日本大震災から3 年。「震災復興と若者たち、学校の今までとこれから 」と題してよせられたものを載せています。(p 1 10 。「地域の復興・再生をかけた大変な時期だからこそ、地域も学校も、日常よりもさらにお互いの辛い思い苦しみを分かり 合い、思い、願いを寄せ合って絆を深めていく必要を感じます。地域にはそのための自然があり、地域の文化や独自の産業が存在し、共通の生活様式を育んできました。
 復興・再生の教育、学校はそこに依拠し 、今こそ学力も知恵も地域との結びつきによる捉え直しをすべきだと思います。」と。このことは、もともと日常的にどこででも追求されるべき普遍的な課題なのではないでしょうか。子どもの登校拒否を通じて、私たちは周りを見る目を育てられました。今の教育行政の動き、学校の現状をよく見て学びあい、子どもたちによい環境を渡していけるよう共に歩みたいと思います。
 「第19 回登校拒否・不登校問題全国のつどい in 滋賀」の開催要項ができ、これから 分科会などの細かい打ち合わせにはいります。みんな の 力をあわせてつくる「つどい」です。あなたの声をおよせください。実行委員会ニュース、「つどい」要項、申込用振込
 用紙を同封します。お早目にお申し込みください。
 季節の変わり目です。どうぞご自愛ください。

(2014.05.13発行)

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