全国連絡会ニュース No.105

 梅雨明けが発表され、真夏を迎えますが、みなさま体調をくずしておられませんでしょうか、お伺い申し上げます。近頃「夏になった!」で思うのは、酷暑、電気使用制限、外で思い切り遊べない子どもたち等々、厳しさのイメージです。あの開放感を味わった夏はどこへ姿を消したのでしょう。
 十勝では「第18回登校拒否・不登校問題全国のつどいin 北海道」の開催に向け全国からの力を集めて話し合いを深めてきました。高い空、ゆったりした大地にみなさまを、お迎えする準備が最終段階に入っています。参加された方の心に残る つどいになることを祈りつつ、十勝でお会い出来るのを楽しみにしています。
 今回のニュースには、全国連絡会・つどいが積み上げてきたものを確信に出来る原稿がいくつも寄せられています。「親の会が存在するということ、それ自体が社会を別様なものに変えていく実践です」 〔 山田哲也氏( p.1 6 〕 、そして横のつながりの力のすごさ、小 さな集りから親の会を広げていく中で、人との出会いそして自分に目ざ めていく喜び、悲しみの毎日の中、人の言葉に救われて、自分をとり戻していくなど。人とつながり、自分を認め、心を広げていく過程の縮図がつまっているようです。
 参議院選の投票が間近です。改憲論議は国民の気持ちを置き去りです。平和と民主主義を守り、安心安全の教育を受けられる学校、どの子も人間としての発達・成長が保障される学校になるように、『私の一票』を大事に使いたいものです。
 教育のつどいが(8/16~18 )名古屋で開催されます。全国連絡会から3本のレポートを発表します。 〔うち1本は全体 会で報告 ・(p .25~26 ) 学校の事を考えられる良い機会です。参加要項を同封します。ご一緒に参加しましょう。
 厳しい暑さに向かいます。くれぐれもお身体ご自愛下さいますように。

(2013.07.12発行)

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