あけましておめでとうございます。今年がみなさんにとって、よい年になりますようお祈りします。
「全国のつどいin埼玉」の分科会で、中学時代のつらかった体験を語ってくれた横田さんは“つどい”に参加してみて親が子どもを思う気持にふれて胸が熱くなったと綴られています(P1~2)。また埼玉では県教育局主催の講演会で、復学した子ではなく初めて「家にいる子どもの保護者」が体験談を語りました(P3~4)。“つどい”とともに熱い思いが厚い氷をも溶かすように思えます。
そして今年の開催地長崎では、「第16回登校拒否・不登校問題 全国のつどい」の準備が始まりました。地理的にも、行政とのかかわりでも厳しい状況の中で、さまざまな困難を乗り越えての“つどい”づくりです。2月26日の第1回実行委員会の案内を同封します。みんなでつくる“つどい”です。どうぞおさそいあわせて、全国からご参加ください。
2012年の“つどい”は奈良での開催です。その奈良で3月12~13日に、全国世話人会をもちます。昨年度の活動をふり返り、これからの活動について話しあい、交流し学びあう場です。全国連絡会や全国のつどいのあゆみや果たす役割などについてのミニ講演も予定されています。どうぞご予定ください。
つらく悲しいお知らせがあります。一昨年岩手での“全国のつどい”で実行委員長をしてくださった三宅均さんが10月に逝去されました(P16~18に哀悼文)。また“全国のつどい”で一貫して分科会づくり世話人をされていた玉置秀貞さんが7月に逝去されました(P21)。心からご冥福をお祈りします。残された思いを引きつぎたいと思っています。
寒さの厳しくなります折から、くれぐれもご自愛ください。
(2011.01.20発行)