全国連絡会ニュース No.83

 あけましておめでとうございます。今年がみなさんにとって、よい年になりますようお祈りします。
 年の始めに、昨年“全国のつどい”にとりくまれた岩手からのさまざまな「新」しい芽生きをお届けできることを、とても嬉しく思っています。そして「第15回登校拒否・不登校問題全国のつどい」の準備が埼玉ではじまりました。埼玉の地は、‘91年に私達が全国連絡会づくりを視野にいれて、登校拒否・不登校問題ではじめて交流会をもったところです。歴史は巡ります。2月14日の第1回実行委員会案内を同封します。みんなでつくる“つどい”です。どうぞおさそいあわせてご参加ください。
 また、この日程にあわせて2月13、14日に全国世話人会を同所でもちます。ご案内はニュースの最終ページをご覧下さい。川村肇氏のミニ講演「歴史の中の学校-学校と地域、親と子ども-」もあります。
 「新自由主義社会における子ども期の剥奪」と題した世取山洋介氏の講演要旨を掲載しています。国連の子どもの権利委員会にだされた市民・NGO報告書と同じタイトルです。子ども達の成長・発達する権利が奪われているだけでなく、大人の人格形成にも歪みが生じているのではないでしょうか。登校拒否・不登校として表してくれた子ども達から、私達はたくさんのことを学びました。じっくりとお読みいただき、私達のこれから進む指針を見定めたいと思います。
 寒さの厳しくなります折からどうぞ風邪などひかれませぬように。

 5月のジュネーブでの子どもの権利委員会傍聴団に参加希望される方、事務局までお申し出下さい。詳細についてわかり次第ご連絡します。

(2010.01.15発行)

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