全国連絡会ニュース No.81

 稲穂が重たく頭を垂れ、畦には彼岸花が咲きほこっています。実りの秋を迎えました。みなさんいかがお過ごしですか。
 「日本母親大会」(京都)、「教育のつどい2009」(東京)、続いて「第14回全国のつどいin岩手」と盛りだくさんの学びと交流の夏でした。
 岩手・花巻での、私たちの「全国のつどい」には、全国37都道府県からの600名をこえる方々と熱い思いを共有し、共感の輪をひろげました。精いっぱい力をつくしてくださった岩手のみなさん、ありがとうございました。全国から力をおよせくださったみなさん、おつかれさまでした。このニュースに送られてきた感想をお届けします。「つどい」には“愛”があると言いきった方、“極楽の残り風”と表した方もありました。次は埼玉・秩父です。「つどい」の灯は受けつがれます。「つどい」のくわしい報告は次号です。実行委員会ニュース№6を同封します。まとめの実行委員会にご出席ください。
 「子どもの権利条約」が批准されて15年。国連から日本政府に対して、極度に競争的なあり方を改めるようにと2度にわたり勧告されましたが、格差と貧困が広がるなかで、もっと厳しくなっています。「そういう学校のありようを心身でもってサインを発したのは登校拒否・不登校の子どもたちです」とも語られています。
 “学校って何なんだろう”と問いかけ、子どもと親を支え、手をつなぎあわせる学校であってほしいとの願いをこめた森さんの「教育のつどい」でのレポートをお読みください。
 国連での3回目の報告審査は来年5月にジュネーブで行われます。前回も「会」から派遣して審査をみつめました。また代表を送りたいと思っています。
 時節柄、くれぐれも御自愛下さい。

(2009.10.03発行)

タイトルとURLをコピーしました