全国連絡会ニュース No.152

梅雨の最中、緑が濃くなり雨あがりはハッとするほど美しいですね。時には雨音を聞きつつ心落ち着かせるのもいいものです。

今回寄稿していただいた文章には「全国のつどい」(以下つどい)のことがあちこちに書かれています。巣ごもりO.Mさんはつどいに取り組まれた経験を、滋賀のお母さんはつどいで出会ったお父さんのお話しで希望が持てたと。つどいから親の会の活動に飛び込まれたお父さんもおられます。そして今つどいの無い3回目の夏を迎えようとしています。本来なら今頃は実行委員会で分科会の打ち合わせや要項の仕上げ等で熱のこもった話し合いがもたれていたことでしょう。また同じようなつどいが持てるのか、形を変えるのか、模索しながら進めていけたらいいですね。

また前島さんは政府の教育改革についての動向をまとめてくれています。子どもが不登校になっていなければ、そして親の会につながっていなければ、一人一人の生産性を高める、扱いやすい人材を育てる等と言われてもおかしいと感じなかったかもしれません。働かざる者食うべからず的な考えが幅を利かせつつある今、子どものことで苦しみ、悩み続けている私たちならではの視点から、教育の在り方を考え続けることが大切ではないでしょうか。

 

(2022.6.23発行)

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