樹々の小さな芽吹きに春を見つめています。今年のあなたの春はいかがですか。東日本大震災から4年目の春を迎えます。今なお避難生活を余儀なくされている方々が多く、憲法25条に保証された健康で文化的な生活のため、一段と暖かい支援が望まれます。
子どもの声を聴くゆとりがなくなっている学校にレッド・カードをだした子ども達。少人数学級は、子ども・親・教師・教育関係者、ひろく国民の願いです。長年にわたる要求運動があり、2011年には35人学級実施が法律にもりこまれたのに、安倍政権のもとで見送られてきましたが、先日、やっと予算委員会で「35人学級にむけて努力したい」の答弁がありました。この安倍政権の「教育再生」のねらいなどについて、全国世話人会(1/25)での世取山さんの講演要旨がp1~7にあります。今の流れのままでは“公教育がひどい状態に入るだろう”と指摘されています。登校拒否・不登校という表現で子ども達がなげかけた課題について、深く理解し、私達の進むべき次の一歩を考えるために、ぜひ、ご一読ください。
名古屋で「第20回登校拒否・不登校問題 全国のつどいin愛知」の実行委員会がもたれ、この夏8月29日(土)~30日(日)に、犬山市の名鉄犬山ホテルでの開催が決まりました。折出健二実行委員長はごあいさつの中で「登校拒否の子どもは実際は黙っているにせよ、本質では、(強さ)を目指してもがく者とは“異なる声”を発しているのではないか」とのべられています。お一人おひとりの想いや願いをあつめてつくる「つどい」です。どうぞみなさんのお声とお力を実行委員会におよせください。
今年度(会計年度は1月~12月)の会費納入をよろしくお願いします。未納分についてのお願いと振込用紙を同封します。すでに今年度の会費をいただいている方にはいれておりません。こちらの不手際で間違いがあるかと心配しています。その節は申しわけありませんがご連絡ください。
春はそこまできています。くれぐれもご自愛ください。
(2015.03.18発行)