全国連絡会ニュース No.99

 猛暑お見舞い申しあげます。毎日の記録的な暑さに身体が悲鳴をあげています。オリンピックのテレビ放映には、しばし暑さを忘れますが・・・。原発再稼動に反対して、日本の未来への危惧を訴え毎週とりくまれている行動に、多くの方が参集している姿を、力強く感じています。
 中学生のいじめ自殺問題には、やり切れない憤りと悲しみを抱きます。いじめられた子には、長年にわたり恐怖心が残ると、当人が話してくれたことがあります。いじめた方にも心の中に大きなしこりが残ると話してくれた人がいました。“すべての子どもたちが安 心して通える学校を”と願う私たちの活動の歩みを止めてはならないのだと思います。
 埼玉の高田さん(p7~8)は、「結果の数値や他との比較による順位」ではなく「子どもと向きあう時間を保証するため教員の数を増やす」ことが必要と主張。平野文科相も「(そのために)、定数の改善をしていかなければいけない」と国会で述べています。
 8月17 日~ 19 日に兵庫県・神戸市でひらかれる「教育のつどい 2012 (教育研究全国集会)」のご案内を同封し、「登校拒否・不登校の克服」分科会の詳細をお知らせします(p 25 26 )。また私たちの全 国連絡会からレポート参加する4人のうちのひとつを載せています(p1~6)。子どもたちから学んだこと、子どもの心を受けとめてつきあってきた報告には心癒されます。「教育のつどい 2012 」にごいっしょに参加しましょう。
 「登校拒否・不登校問題全国のつどい in 奈良」は、最後の細かい打合せなど、全国の皆さんをお迎えする準備を着々とすすめています。奈良の青年からの「ほっとできる」つどいめざして頑張っている発信をお読みください。奈良でお会いできるのを楽しみにお待ちしています。なお、この「全国のつどい」と同日開催になっ ていますが新潟で開催される日本母親大会のご案内も同封します。お近くの方、ぜひともご参加ください。
 まだまだ暑さの厳しい日が続きそうです。どうぞくれぐれもお身体ご自愛くださいますように。

(2012.08.07発行)

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